この新しいEシリーズモジュールは、1980年代に数え切れないほどのレコーディングで使用されたSL4000Eシリーズコンソールのチャンネルストリップを再現した、伝説の80年代初期のサウンドを持つモジュールです。
この E Series EQモジュール は、1979年から1987年に生み出されたコンソールに実装されていたタイプの異なる2つのEQを搭載しています。それぞれのEQは独特のレスポンスカーブとキャラクターを持っており、LFポットのノブの色で違いを表していました。そこから2つのEQはそれぞれ“ブラウン”、“ブラック”と呼ばれるようになり、よく知られることとなりました。EシリーズEQモジュールは、数多くのプロデューサーに愛されてきたこれら2つのEQサウンドを、スイッチで切り替えて使用できます。
この‘ブラウン’ EQは、SSL E-Signature Channel (生産完了) で再現されましたが、現在は X-Rack E Series EQモジュールでのみご利用いただけます。
1987年以前、SSLではコンソールEQのLFポット(ノブ)の色を、実装しているEQキャラクターのタイプによって使い分けていました。全てのコンソールはカスタムメイドであり、異なるキャラクターのEQを持つモジュールを混在させることができたため、
その違いを以下のとおりの色で表していました。
E Series BROWN: 1985年夏以前のコンソールに実装されていた、オリジナルのSSL EQです。様々な噂はありましたが、実際には全てのコンソールにこの1つのバージョンのみが実装されていました。このEQ基板は ‘02’と呼ばれています。
E Series ORANGE: あまり人気の出なかったこのEQ基板は、BROWNをベースに真空管タイプのEQをエミュレーションしたものでした。この基板は ‘132’と呼ばれ、それほど普及しませんでした。
E Series BLACK: 標準装備されたEシリーズEQの最終形で、1980年代初期の偉大なエンジニア達の意見を元に進化し、数多くの人々に愛されたEQとなりました。この基板は ‘242’と呼ばれています。
G Series: 1987年のGシリーズコンソールのリリースに伴い、それまでの色使いから、今日まで採用されている新しい色使いへと変更され、ポット(ノブ)の色も変わりました。1987年にGシリーズコンソールに実装されていたEQは、ブースト時にオーバーシュート、カット時にアンダーシュートするゲイン量に比例したQキャラクターを持つものでした。
現代のSuperAnalogue™ コンソール(Duality、AWS900、X-Rack Mono EQモジュール)に搭載されているEQは、EQキャラクターを ‘Eシリーズ Black’ EQ と ‘Gシリーズ’ EQとで切り替えることができます。