S400

Flagship System T Control in a Compact Surface

Advanced Operational Control in a 

Cost-Effective, Compact Format



S400 は System T シリーズに新たに加わったコントロールサーフェスで、S500 と同様の各フェーダーごとにレベルメーターと OLED 表示部を備えた高機能フェーダーパネルをコンパクトなフレームに搭載した、コスト・スペースパフォーマンスの高いモデルです。S400 は 16、32、48フェーダーの構成が選択できます。


スタジオや音声中継車、イベントスペースや配信スタジオなどに最適なコンパクトなフレームの S400 に実装されるフェーダーパネルには、高品位なフェーダーエレメントと専用の OLED 表示部が実装されており、各チャンネルに独立したインプットレベル、ダイナミクス、Automix のメータリング機能を搭載しています。





S400-16、32、48 は System T シリーズの Tempest Engine、Network I/O、StageBox などと組み合わせることができ、System T の全ての機能をこれまでと全く変わらないオペレーションで操作可能です。
省スペースで充実した機能と操作性を必要とする音声中継車や配信、放送スタジオに最適なコンソールです。

S300 16 Front

Features

  • 16+1、 32+1、 48+1 フェーダーのフレーム構成
  • 15 レイヤー・4 バンク構成のフェーダーパネルは1枚で 60 パターンのレイアウトを構成でき、960 ものシグナルパスにアクセス可能
  • 100mm ストロークのモータライズドフェーダーと専用の OLED チャンネル情報表示
  • フェーダーパネル正面に実装されるマルチタッチ・マルチジェスチャー対応のタッチパネルによりコンソールの全ての機能とパラメーターのコントロール可能
  • 各フェーダーの横には専用の LED レベルメーターが実装され、インプットレベル、Dynamics のゲインリダクションレベル、Automix のゲインシェアを表示
  • チャンネル、バス、モニターの構成は各系統独立して Mono、Stereo、LCR、4.0、5.1、7.1、5.1.2、5.1.4、7.1.2、7.1.4、9.1.4、9.1.6、4.0.4 のマルチフォーマットに対応
  • 全てのチャンネル、バスはメータリングが可能
  • マスターセクションには 21 個のユーザーアサイナブルスイッチ
  • 4系統のスタジオモニターアウトはセンターセクションからレベル、CUT、トークバックを操作可能
  • メインモニターアウトはセンターセクションからレベル、CUT/DIM、PFL to Main、Main/Alt 切替などが可能
  • 2系統の独立したモニターソースセレクター (Ext1、Ext2) は、タッチパネルまたはユーザースイッチ、外部スイッチから切り替え可能
  • DIM レベル、PFL モニターレベル、AFL/PFL レベルなどはタッチパネルまたはセンターセクションから操作可能
  • センターセクションのフォーカスフェーダーは任意のパスを肯定して操作可能
  • ファンレスで二重化電源を搭載したコントロールサーフェス
  • パネルごとに ON/OFF できるメインテナンス用電源スイッチを搭載
  • センターセクションの LCD パネルには内蔵のラウドネスメーター、TruePeak メーター、フェイズメーターを表示可能



SSL の System T シリーズコンソールは、コントロールサーフェスの仕様に関わらず、全て同一のソフトウェアを使用し、AoIP リソースルーティングや DAW コントロール、イマーシブオーディオミキシング、モニタリング、シーンリコール、内蔵エフェクトラックといった全ての機能を同じオペレーションで操作できます。 

コンソールのセットアップを保存する Showfile はどのコントロールサーフェスに対しても互換があり、目的に合わせて様々な仕様が混在する複数のスタジオやファシリティーにおいても、スタジオ間の移動や共有が簡単に行えます。そして強力なオフラインセットアップ機能と併せて、別のスタジオや個人の PC から事前のセットアップを完全に構築することができます。 


S400 Hardware Interface

S400 は System T の全ての機能を、高い操作性を維持したままコンパクトかつコストエフェクティブに凝縮したサーフェスです。高い機能性と柔軟性を省スペースで求められる音声中継車やイベントスペース、音楽スタジオなどに最適の構成です。





Flagship Fader Tile

フェーダータイルはシグナルパスへの物理的なアクセスを可能とします。コンソールの全てのシグナルパスを自由に割り当てることができ、それぞれに明るく見やすい色分けが可能です。

16本のフェーダーは15レイヤーを持ち、それぞれのレイヤーが4バンクを切り替えられます。フェーダーは100mmストロークのモータライズドフェーダーで、すぐ横にLEDによるメーター表示を搭載しています。フェーダーごとに独立してインプットレベル、Dynamicsのリダクション、De-Essモード、Automixのゲインシェア、リモートAFV機能またはプロダクションオートメーション機能の状態を表示します。

専用のPFLスイッチと設定可能なバックストップPFL機能を搭載し、Mute、AFLそしてタッチパネル操作とあわせてメニュー選択などに使用するSELボタンを搭載しています。

OLED表示部は3行で名前やレベルなどの情報を一括で表示し、一番上のタッチセンス付きポットは、タッチパネルの操作により選択されたパラメーターを直接コントロールできます。

各チャンネルにはSSL独自の「Super-Q」スイッチが搭載され、Qボタンを押すと、そのパスに関連する全てのパスやコントロールを一括でサーフェス全面に展開して瞬時にアクセスしコントロールできます。例えばチャンネルパスでQを押すとそのチャンネルから送られている全てのバスが展開され、バスパスでQを押すとそのバスに送られている全てのチャンネルが展開されます。

Touch Screen World

S400、そしてSystem Tを特徴づけるのがタッチパネルによるオペレーションです。コンソールの全ての機能はタッチパネルからアクセスし、操作します。チャンネルビューとオーバービューは全てのシグナルパスを包括的に大画面で表示し、システム全体の様子を視覚的にフィードバックします。さらにチャンネルビューをタップすることで拡大表示(ディテイルビュー)が展開され、パラメーターコントロールをより詳細に集中して操作できます。システム設定やルーティング操作、レイヤーの構築といった操作はタッチにより直感的かつ素早く行え、とても簡単です。オーバービュー表示はHDMIを介して外部モニターに表示することも出来ます。

Slimline Master Section

S400はコンパクトでかつ強力なマスターセクションを装備しています。コンソールの右端(レイアウトは発注時に変更可能です)下側のタイルにはモニターコントロールセクションとフォーカスフェーダー、ユーザースイッチが実装され、メインモニター、スタジオモニター他のレベルコントロールと表示、DIM/CUT、Ext切替スイッチが配置されています。フォーカスフェーダーはSELが押されているパスにフォローして動作し、Q機能のマスターやタッチパネルと組み合わせての操作に使用でき、また特定のパスに固定してマスターフェーダーとしても使用できます。

上側のタイルには5インチのタッチパネルが装備され、内蔵エフェクトラックのラウドネスメーター、True Peakメーター、フェイズメーターを表示できます。また21個のユーザーアサイナブルスイッチが配置され、コンソールの様々な機能をShowfileごとに自由に割り当てることができます。

Related Media

STAY CONNECTED

Keep updated

By submitting this form you agree to have your data processed in the method defined in the privacy policy.
            SSL UKから発信される最新情報をご希望の方は、ご登録ください。