AWS δelta

SuperAnalogue™ Console with SSL δelta and DAW Control

Digital Control for Analogue Souls

この AWS (Analogue Workstation System) は、
”δelta-Control” という全く新しいアナログコンソールオートメーションシステムを搭載し、 DAW による作業を基本としたワークフローにおいて SSL の培ったアナログコンソール最高のオートメーション機能を統合する、新時代のアナログミキシングコンソールです。全てのあたらしい AWS は δelta モデルであり、既存の AWS にもアップグレードプランが用意されています。

Designed for mid-scale commercial recording and production facilities

AWS は、ミドルスケールのレコーディングスタジオやプロダクションスタジオのためにデザインされています。

24chフレームに 24ch 入力 (AWS 924)、48ch 入力 (AWS 948) の2つの仕様がコンパクトな 24 フェーダーフレームサイズで用意されています。 AWS 924 と AWS 948 は、24 Mic Pre を装備しています。


AWS 924 と 948 は 24 個のマイクプリを装備しています。 924 はモノチャンネルストリップ、948 は ステレオ/デュアルモノチャンネルストリップ を装備し、各チャンネルのセカンドライン入力を使用して 48 チャンネルのサミングを行えます。

全てのモデルは SuperAnalogue™サミング回路 と 24 個のウルトラクリーンな SuperAnalogue™マイクプリ、クラシックな SSLのデュアルカーブ EQ を全てのチャンネルに標準搭載し、2系統のアサイナブルな SSL ダイナミクス、説明不要のステレオバスコンプレッサー、トータルリコール機能と完全な 5.1 モニタリング機能 を搭載しています。さらに、SSL伝統のオートメーションシステムと新しいδelta-Control システムを搭載しています。

さらに AWS は Ethernet により接続するハードウェア DAW コントローラーとしての機能も持っています。 AWS は耐久性の高い専用のトランスポートスイッチ、V-Pot エンコーダーと LED、デジタルスクリブルストリップ、DAW フェーダーモード、グローバルまたはチャンネルごとのルーティングコントロールとビルトイン TFT スクリーンを搭載した、洗練された使いやすいフィジカルコントローラーとしての機能をアナログコンソールのサーフェスに統合しています。Project セッションマネージメントは "Logictivity" リモートブラウザーによってシンプルに行えます。

AWS は SSL の SuperAnalogue™コンソールとして、他のメーカーの目標とされるオーディオパフォーマンスを発揮します。
特に大変に低い THD、ノイズフロアーとクロストークレベルはあなたのサウンドと作品を忠実かつ高品位に再現し、エンジニアが
より ”熱い” ミックスを行えるプロダクションセンターとしての役割を果たします。

“I wanted to be able to mix stems on a desk that didn't have a massive footprint, and the beauty with the 948 is that you can change each channel into a stereo channel and flip things very easily.”

JOSS WORTHINGTON, DISTANT CITY STUDIOS

δelta-Control Plug-ins for AWS

デルタコントロール

斬新でユニークな SSL コンソールのオートメーションシステムは、DAW を基本とした現代のワークフローにおけるアナログコンソールのオートメーションとして画期的なものです。

δelta-Control (δ-Ctrl) は、ネイティブな AAX/RTAS/VST/VST3 プラグインで、Duality/AWS コンソールのオートメーションをあたかも DAW プラグインのように扱います。SSL コンソールの伝統的なオートメーションシステムを使う代わりに、DAW のオートメーションはコンソールからのフェーダー情報とスイッチ情報を記録したり再生することで動作します。

δ-Ctrl) プラグインは、DAW のミキサーオーディオチャンネルにインサートして使用します。プラグインは割り当てられた Duality / AWS のチャンネル、VCA またはマスターフェーダーのコントロールデータを高速な Ethernet ネットワークを介してやりとりします。DAW トラックのオーディオは何の処理も行わず、プラグインスロットを通過しますので、他のプラグインと同時に使用できます。

フェーダー、CUT、他に関係するスイッチは δ-Ctrl プラグインの GUI の中でプラグイン・パラメーターとして扱われ、それらのオートメーションデータは選択された DAW チャンネルのオートメーションレーンに記録 (Record) されます。再生 (Playback) 時には プラグインは DAW に保存されたオートメーションデータをδ-Ctrl メッセージに変換し、SSL の Logictivity ネットワーク接続を介してコンソールに出力します。

オートメーションデータは通常のプラグインデータと同様に DAW トラックで確認や編集ができます。コンソールフェーダーの ABS と Trim データは選択した DAW オートメーションの同じ dB 行に記録され、"Paste Special" コマンドでコピーができます。つまり、既に存在している DAW フェーダーオートメーションのデータをプラグインにコピーすることが可能です。

また、δ-Ctrl) は SSL の伝統的なオートメーションの機能群も搭載しています。皆に愛されてきた JOIN、REVISE、MOTORS OFF、SNAP Override といった SSL オートメーションミキシングシステムの機能を専用のフロントパネルスイッチから実行できます。
MOTORS OFF モードでは、多くのエンジニアやリミキサーに愛されたフェーダーの全く動かない SSL の VCA ミキシングが経験できます。新しい MOTORS OFF の Touch Write モードでは SSL の G シリーズコンピューターのイミディエイトピックアップ (IP) オプションを実現しています。δ-Ctrl) は SSL Duality Fuse コンソールでも使用することが可能です。

δelta-Control と Logic について

現在のところ、Logic で使用可能な AU δ-Ctrl プラグインはありません。Logic ユーザーの方は、‘A-FADA’ という Duality や AWS で利用できる DAW のオートメーションデーターをアナログフェーダーで 再現する機能をお使い頂くことが可能です。

Industry Leading DAW control

AWS は、パワフルなラージフォーマットアナログコンソール機能をコンパクトなコンソールデザインで提供するかたわら、2台までの DAW コントロール機能を有しています。

AWS は、Pro Tools®、Logic Audio®、Nuendo®、Sonar® を含む多くの主要な DAW アプリケーションの重要なレコーディング、ルーティング、ミキシング そして エディティングファンクションの ハンズオンコントロール を提供します。

“With the AWS, no quality is lost; and when you play the mix live, no other song will stand out more than the one that's mixed on an SSL...”


NICKY ROMERO, PROTOCOL STUDIOS

Delta center section

Stereo Bus Compressor

AWS のマスターセクションのステレオバスコンプレッサーは、伝統の G シリーズに基づいていますが、REC バスまたは MIX バスのどちらかに割り付けることが出来ます。ステレオバスコンプレッサーを ON にするとすぐに、明瞭さを損なうことなく凝集感と力強さを得られ、SuperAnalogue™ クオリティーのあなたのミックスに SSL 伝統の “粘り感” をもたらします。入出力回路の改良により、世界中のトップエンジニアによって生み出された数多くのヒットミックスで聞くことの出来るダイナミクスのキャラクターをそのままに、オーディオ特性を大幅に向上しています。

Dynamics Processing

コンプレッサーとゲート/エキスパンダーに分かれている SSL チャンネルダイナミクスが2つ装備されており、どのチャンネルにでも割り付けることが出来ます。このアサイナブルチャンネルダイナミクスは、SSL スタンダードの RMS コンプレッサーで、‘PK’ ボタンを押すことでハードニーキャラクターのピークセンシングタイプに切り替えられます。
エキスパンダー と ゲート は、レンジ、スレッショルド、リリースタイムとホールドタイムがそれぞれ独立したコントロールとなっています。‘EXP’ ボタンを押すことでエキスパンションに切り替わります。またそれぞれのモジュールに独立した専用のメーターとファストアタックボタン、キーインボタンが装備されています。

Communications

AWS は包括的なトークバックルーティングや専用の独立したフォールドバックセンド機能を持っており、GPIO 機能と連携しています。また、SLATE 機能や有名なリッスンマイク入力 (LMC)、RED Light 機能なども標準で装備されています。

Monitoring & Metering

AWS の柔軟なエクスターナルソースセレクター・セクションはサミング可能で4系統までの 5.1chソース、4系統のステレオインプットソースをコントロールルーム、スタジオスピーカー、フォールドバック送りのいずれかにアサイン、ルーティングが可能です。モニターセクションには6チャンネルのモニターインサートポイントがあります。 Mix バス / Rec バス 用のステレオ VU メーターとフェイズメーターがあり、その他 5.1ch のモニター、トラックバス、Cue センド、FX センドなどの専用バーメーターがあります。 6チャンネル分の外部メーター用出力があり、サードパーティーのメーター類も使用可能です。
各チャンネルにはステレオソースが表示可能なデュアル 12 セグメントメーターが装備されています。AWS のその他の機能として、AUTOCUE 機能、モニターポットキャリブレーション、SOLO ISOLATE、2台までの DAW コントロール機能、 そして SOFT BOOT パワーサイクリング機能があります。 また、レーテンシーフリー・パンチインレコードモニタリングが標準で装備され、しかもこれはアナログです!

TotalRecall

TotalRecall™ は、SSL の特許技術であり 特定のプロジェクトやセッションにおけるアナログコンソールのコントロールセッティングを保存したりリコールすることをアシストします。システムは現在のコンソールセッティングのスナップショットを取り、SSL Logictivity ブラウザーを介し そのスナップショットを保存します。この情報のグラフィック表示はオペレーターがコントロールを手動でリセットすることが可能なようセンターセクションの TFT ディスプレイに表示されます。 AWS は、リコール時間をセーブする ‘TR Autoscan’ 機能 を持ち、設定が変更されたチャンネルのみ表示されるようになっています。

Summing Bus Injects for the CUE and FX busses

今日のワークフローに対応するため AWS コンソールは DAW からのアディショナルトラックを Cue または FX センドバス にサミングできるインジェクトポイントがあります。

AWS δelta - Documents

AWS δelta Brochure

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SSL Studio Tools Brochure

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AWS δelta Owner's Manual

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AWS 900+ SE Owner's Manual

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AWS 900 Block Diagrams

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AWS 924/948 Block Diagrams

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